2024年4月に開催されたナミブレース(ナミブ砂漠マラソン)最終日の記録。
5年間待ち望んだゴール
レース最終日はゴールまでの10㎞。
昨日時点でほぼ完走が確定しており、これまでの緊張感はなく穏やかな朝を迎えることができた。
一画ではナミビアンのスタッフと一緒に歌い踊って盛り上がっている。
スタートはゴール時刻の調整のため、総合タイムが遅い下位グループからスタートする。
一回も走っていない私はもちろんこのグループでスタート。
皆テンションが上がっていて、ラスト10㎞ならと走って行く選手も多かった。
コースは海に近いこともあり、ぬかるんだエリアも多々。
牧場で飼育されているラクダの群れだ。
砂漠といえばラクダだが、この旅で初めて見た。
しばらくすると後からスタートした上位陣が追い抜いていく。
足場が悪くても凄いスピードで走っていくので驚愕するばかり。
これまでの240㎞、あの暑さの中で走り続けていたと思うと尊敬しかない。
出典:Racing The Planet
ラスト300mは私もテンションが上がり、いつの間にか走っていた。
祝福されながら、雄たけびを上げながら250㎞をフィニッシュ。
出典:Racing The Planet
2019年にエントリーし、コロナで中止、延期を繰り返した末に辿り着いたゴール。
感無量だ。
目指したばっかりに長く苦しんだが、ここを目指して本当に良かったと思う。
ゴール後
ゴール地点で振舞われたピザ、ビールで祝杯をあげる。
一週間ぶりのピザ、ビールは本当に美味しかった。
ホテルに戻ってもご飯とビール。
身体が栄養を欲していて止まらない。
夜はホテルで表彰式、アフターパーティが開催された。
ここでもワインやビュッフェを楽しむ。
ゴールしてから食べてばかりだが仕方ないね。
ここで会うのが最後の選手も多く、楽しいような寂しいような、そんなアフターパーティだった。
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