KOUMI100のリレーを走ってきました。

国内トレイルレース

概要

開催日:2024年10月13日(日)~14日(月)
開催地:長野県 小海町 松原湖高原スケートセンター
距離:165㎞(33㎞5周を襷リレー)
累積標高:D+7,000m(1周D+1,400m)
制限時間:36時間
エイド:4か所(33km内)

アクセスや宿泊について

小海駅か松原湖駅が最寄りとなりますが、都内からは特急あずさで小淵沢駅へ移動、そこから小海線に乗り換えて3~4時間程度で到着します。レース会場まではチームメンバーに車で拾ってもらいました。
リレーの4走以降であればレース当日の午前中に出発し、昼過ぎに会場入りすれば十分だと思います。

宿は予約しても良いですが、安く済ませるなら八千穂山荘のレース対応プランを利用するのが良いと思います。
食事もカレー、うどんが食べ放題で非常に助かります。

出典:八千穂山荘FaceBook https://www.facebook.com/sansou.yachiho

コースについて

13~19kmのトレイル以外は舗装路、林道で構成されており、アップダウンがあるものの殆どが走れるコースとなっています。唯一のトレイル部分は岩や倒木が多く、滑りやすいので要注意です。

4時間半を切るにはトレイルの登り以外はゆっくりでもいいから走り続けたいところです。

出典:http://www.powersports.co.jp/osjtrail/24_koumi100/course.html

レースを走ってみて

天候に恵まれたこともあり、1~3走のチームメイトが3時間半~4時間半のタイムで帰ってきました。

襷を受け取った時点で順位は3位。この日限りの寄せ集めチームなので順位には拘ってませんが、それでもチームメイトが上げてくれた順位を落としたくない気持ちが強まります。

走り出したのは19時半ごろで完全な夜間パート。
9月初旬にぎっくり腰になり動けていませんでしたが、悪化にだけ気を付けて慎重に走ります。

最初の林道パートの勾配はかなり緩く、運動不足の身体でも走り続けることができました。終始そうですが、100mileの選手を追い抜いて行くかたちになるので、不安定な足場を走ることが多くなります。捻挫等のケガには注意する必要があります。約1時間で第1エイドまでの林道を走りました。

第2エイドまでは舗装路となり、長い下りと最後に少し登りとなります。舗装路の下りは腰への負担が大きく、少し違和感が出たためかなり抑えめに走ります。早いリレー選手はこの下りで一気に加速するため突き放されてしまいました。

第2エイドから最高地点のニュウまでは本格的なトレイルの登りとなります。所々走れそうな斜度になりますが、倒木が多く滑りやすいためパワーウォーク一択で登り続けます。走り出して2時間20分で最高地点に到着しました。

ニュウからの下りに入り走れるかと思いきや、今度は滑りやすい岩だらけのサーフェスへ。腰を気にしながらブレーキをかけつつ走りましたが、何度か踏ん張り切れずに尻もちを着きました。

第3エイドには走り始めてから3時間30分で到着。エイドスタッフに知り合いがいたので少しお話して出発しました。交代しながらとは言え、36時間のレースボランティアは過酷です。本当にありがとうございます。

第4エイドまでは舗装路となりますが、行きで下った長い坂を登る必要があります。かなり苦しかったですが、ゆっくり走り続けて何とかクリア。第4エイドにも知り合いがいたため少し談笑。温かい味噌汁もいただきました。

そこからゴールまでは走りやすい林道を一気に下ります。ここでも100mileの選手を追い抜くときは捻挫等に要注意です。

襷を受けてから4時間27分で次に襷を繋ぐことができました。冒頭で書いた通り寄せ集めのチームですが、100km以上繋いできた襷の重さを感じます。順位は1つ落として4位になりましたが、思っていた以上に良い走りができて満足です。

レース後

アンカーへ繋いだ後は八千穂山荘に移動。深夜0時を回っていましたが、受付を済ませ温泉でサッパリできるのは助かります。
アンカーがゴールする頃に会場に戻るため長居はできませんが、睡眠、食事をとれて体力が回復しました。ありがとうございました。

朝6時前、2周目を走っているアンカーが無事フィニッシュ。
記録は22時間40分で7位でした。寄せ集めのチームにしては十分な結果でしょう。

朝日に照らされる八ヶ岳を眺めながらKOUMI100リレーが終了しました。

リレーになると感じる謎のプレッシャー

トレイルランは個人戦というのが通常で、成功しようが失敗しようが自分だけの責任なのである意味お気楽です。

それが襷を繋ぐリレーになった途端、寄せ集めチームであっても別のプレッシャーが生まれたのは面白い経験でした。大学駅伝文化が根付いている日本人にとって、襷は命より重いというのが無意識下に刷り込まれているのでしょうか。

今回はぎっくり腰を気にしながらの参加でしたが、またリレーを走る機会があったら全力で楽しみたいと思います。

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