2023年夏にTour du Mont-blanc(TMB)の170㎞を8日間で歩いてきました。
まずは日本からフランスのシャモニーへの移動です。
カタール経由でスイスのジュネーブへ
7月26日の22時過ぎ、会社を退勤してから休む間もなくカタール航空のハマド国際空港行の飛行機に搭乗しました。
航空券は往復ともカタール航空で予約しており、往復28万円程度。
スカイスキャナーでは18万円が当時最安値でしたが時間のロスが大きい行程だったため、プラス10万円を積んで現地での1.5日という時間を買いました。
カタールのハマド国際空港まで13時間弱のフライト。
そこからジュネーブ空港までさらに7時間弱のフライトとなります。
長いフライトを終え、ジュネーブ空港に到着。
そこまで大きな空港ではないので、イミグレーションには長蛇の列ができています。
30分程度は並んだかな。
どこに観光に行くの?と聞かれたので「シャモニー行くで」と回答して入国審査は完了。
明らかにアウトドア、トレッキングの恰好なのでユルユルです。
フランスのシャモニーへ移動
ジュネーブ空港からシャモニーへはバスを利用します。
空港内にバスの手配を行っているカウンターがあるので、そちらでチケットを購入しました。
私は事前予約してなかったため、満席の直近バスを見送り、1時間後のバスとなりました。
フライト遅延、イミグレーションの所要時間のリスクをどう見積もるかですが、フライトが確定した時点で事前予約しておくことをおススメします。
予約は下記サイトから可能です。
今回乗ったバスは中型バスでした。
このバスもシャモニーでのトレッキングを目的とした観光客で満席でした。
シャモニーへは1時間40分程度かかりました。
国境付近の混雑があったため、時間を選べばもっと早く着くかもしれません。
18時過ぎにシャモニーに到着。
美しい街並みに観光したくなりますが、まずはガス缶の買い出しです。
飛行機にガス缶は持ち込めないため、自炊しながらトレッキングするのであればシャモニーで調達する必要があります。
幸い、シャモニーはTMBだけでなくモンブラン登山の拠点にもなる町ですので、アウトドアショップは豊富です。
歩けばすぐに何かしらショップが目に入るので、営業時間にだけ注意しておけば入手は簡単だと思います。
私はデカトロンで購入しました。
日本でも聞くような大手スポーツショップの方が価格が安く済むと思います。
キャンプ場へ移動
一大観光地であるシャモニーのホテルは非常に高額なため、初日からキャンプ場へ移動します。
本日のキャンプ場はこちら。
Les Houches(レ・ズッシュ)にあるbellevueというキャンプ場です。
シャモニーからレ・ズッシュへは少し距離があるため、バスを利用しました。
こんな感じのバスがシャモニーの谷を結構な頻度で走っているので、長い時間待つことなく移動できます。
キャンプ場に到着したら、小屋で受付をします。
予約制度もあるようでしたが、当日受付でも全く問題なくテントを張れました。
夕日がモンブランの主稜線を美しく照らしています。
この景色を眺めながらするキャンプは最高ですね。
ちなみに、今後利用するキャンプ場の多くがシャワー設備を備えています。
ここでもシャワーを浴びることができました。
場所によって有料、無料が異なるので都度確認すると良いと思います。
初日はレ・ズッシュがおすすめ
TMBを検討している方であれば既に把握されていると思いますが、レ・ズッシュはTMBスルーハイカーの多くが起点とする町です。
というのも、レ・ズッシュにTMBのスタート/ゴールのゲートがあるためです。
利用したキャンプ場はそのゲートから徒歩圏内にあるため、翌朝から公共交通機関を利用することなくスムーズにTMBを始めることができます。
一周なのでどこから始めても問題ないのですが、特にこだわりがなければアクセス、価格とも抜群なレ・ズッシュのキャンプ場に向かうことをおすすめします。
コメント