2023年夏にTour du Mont-blanc（TMB）の170㎞を8日間で歩いてきました。
トレッキング2日目の記録となります。
スイスのTrient（トリアン）へ移動
Auberge la Boërneのキャンプサイトで一晩を明かし、2日目はスイスのトリアンへ向かいます。
昨晩利用したキャンプサイトはこちら。
シャワーはありませんでしたが、快適に過ごすことができました。
谷から峠に向けて標高を上げていきます。
後ろを振り返ると巨大な岩山が朝日に照らされています。
よく見るとギザギザに折り返している登山道がありますが、こちらが昨日の夕方下ってきたルートです。
反時計回りで歩くとここを登ることになるので、なかなかハードですね。
峠付近まで登ると素晴らしい景色。
天使のはしご、というやつでしょうか。
結構な登りだったので、この景色を見たときは本当に感動しました。
少し経つと空は晴れ渡り、美しいモンブラン主稜線が姿を現しました。
終始感動しっぱなしです。
こんな、絵に描いたような景色の中を歩けるなんて夢のようです。
峠で放牧されている牛たち。
首に大きなカウベルが付けられていて、遠くからでも放牧エリアがどの辺りか把握できました。
歩いていたら突然牛が現れる、ってことはなさそうです。
Refuge du Col de Balmeに到着。
スイスとフランスの国境に位置し、予約すれば小屋泊も可能となっています。
まだ朝早いので食事も軽食もやっていませんでした。
小屋の前のベンチで少し休憩して進みます。
スイスとフランスの国境です。
ここからTrient（トリアン）へ下っていきます。
馬に荷物を背負わせて歩くハイカーもいました。
歩荷？さっき通過した小屋は車でアクセス可能なので、他の場所に向かうのでしょうか？
トレッキングコースが広いヨーロッパだからこそできることですね。
日本の急峻な山では不可能です。「馬返し」と付くエリアもありますしね。
トリアンの町に下りてきました。
奥の山の手前に見える峠が本日のキャンプ地です。
Hôtel de la Forclazのキャンプ場に到着
Hôtel de la Forclazに到着。
ホテルの脇にキャンプ場が併設されており、ホテルのフロントで利用申請をします。
キャンプ利用者向けのシャワー施設もあるため、サッパリしてキャンプを楽しむことができます。
こちらは炊事可能なプレハブ小屋です。
キャンプ場に到着した直後から雨が降り始めたので、小屋の中でダラダラしていました。
まだ早い時間なので誰もいません。
コンセントでスマホの充電も可能です。
昼食は併設されている飲食店でいただきました。
メニューに値段が書かれていなかったので、適当に注文しましたがハンバーガー、ポテト、コーラで5,000円くらいしました。
結構いいボリュームしてるなぁ…とは思っていましたが、値段は想像以上です。
さすが高物価大国スイス。
おやつ程度ならともかく、今後の食事はスーパーで買って自炊しようと改めて決意。
お金気にして美味しく食べられません。（笑）
夕方には犬を連れたパーティが到着。
雨が降っていたため犬もびしょ濡れです。
近寄ってきてくれました。
かわいいですね。
この後、パーティの方とTMBコースに関して情報交換をしてこの日は終了です。
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